2015/09

顔。

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ざっくり鼻までつきました。

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ガーネット使用の方。

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ペリドット使用の方。

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どちらもまだこれからです。





 

地味ですが重要です。

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顔の土台部分を整形中。
特にこの時点で気にするのは目の高さと傾き・幅 等々
今回のように自作の目のときは特に気を使います。
(白目部分のカーブや角度が左右全く同じというわけにはいかないので)

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正面から見ると特に問題なさそうでも

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向かって左の目尻の位置が
右より若干高いので 直しています。

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目のまわりの粘土を落として動く状態にし

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角度と距離を気にしながら右と違和感のないように
擦り合せていきます。

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じわじわそんな作業を続けています。

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表情や個性はまずこの土台があってこそなので
結構気を使う作業です。



 

顔に入りました。

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顔のアウトラインにかかってしまうのを防ぐため
目ん玉の端々をなるべく削ぎ落として
念のため側面にもエナメル塗装。

サイズが小さいので作業時や生粘土の水気で
白目部分が崩壊しないように。(前科有り)

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粘土を顔の大きさに伸ばし

 DSCN7169

目のあたりを入れて

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くりぬく

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 目を入れて

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多少乾いたら まぶた(仮)をつけて
目の高さと傾き加減・幅などを調整します。
(乾いたら粘土が縮むので大体のとこですが)

DSCN7175
 


今こんな感じです。


 

まだ目ん玉。

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ガーネット使用の方は虹彩を少し小さく作り込んでいきます。

上・加工前 下・加工後

多分実寸で0.5mmも変わらないと思いますが
仕上がりの雰囲気はかなり変わるはずです。

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磨いた白目部分に着色していきます。

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白一色だと肌色に合わせた時色飛びするので
影の部分は灰色に。
(これも実際は1mm出るかでないか程度なんですが)

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エナメルを数回塗って乾かしていきます。

これが完璧に乾くと
やっと顔の制作に入ります。




 

優美堂の写真館 20

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OB展の会場の光源があまり好みでなかったので
晴れた日に玄関先で撮り直してみました。

羽根っ子双子 (青)<ao>


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そして

羽根っ子双子   (白)<siro>


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DSCN7114



私のつくる人形はみんな
発生の時点で 多かれ少なかれ
その子だけの物語を背負って産まれてきます。


けど出来上がった瞬間 
彼等はわたしの手を離れて
見る人それぞれの中で
勝手に雄弁に自らを語りだすようです。


時には 私の付けた名前さえ 
記号にすぎません。


あなたが彼等を見た時に感じたもの
それがあなたにとっての正解だと
私は言い切ります。


元来良い人形とは
持ち主にとって
どういう存在なのかが
問われるモノなのではないでしょうか。









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